秋の始まり、田園の畦にあでやかに咲き乱れる彼岸花。 彼岸花の鱗茎を石蒜といいます。ここにリコリンという有毒成分が含まれており、これが稲の大敵である野ネズミやモグラから守り、我々に豊穣の秋を恵んでくれています。 リココデでは、リコリンが持つ嘔吐作用に着目し、科学的処理によってそれを希釈・無毒化しています。 |
日本各地にあり、その大きな葉・道端に無造作にあるところから、人々に踏まれることの多い薬草です。
しかし、人々が往来しないような地では、他の植物に負けてしまうデリケートさも兼ね備えています。
古くから民間療法にもよく用いられている車前草をリココデも使用しています。 |
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多年草で秋の七草のひとつです。 自生しているものの殆どは青紫色。その鮮やかな色から江戸時代から多くの人に愛され、切り花などの鑑賞用によく用いられています。 リココデでは、秋に花が終わるころ、3年から5年ものの根の部分(桔梗根)をよく乾燥させてから薬として用いています。 |
洋の東西を問わず、最もよく使われる漢方・甘草。 世界でもっとも古い生薬としても知られています。薬用にするのは根茎の部分を使います。 その名のとおり強い甘みを持っています。急な痛みを和らげるなど単体でも優れた効能がある一方、他の薬との融和性も高い甘草の特性をリココデでは、生かしています。 |
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ジャノヒゲは常緑の多年草です。 夏に白または淡紫色の小さな花をつけ、秋になると神秘的な青黒い丸い実をつけます。 薬用には、ユリ科ジャノヒゲの根の部分を使い乾燥して用います。かぜにより喉を一旦傷めると、つらいせきが続くことがよくありますが、リココデでは、喉の乾燥を抑える麦門冬の効果を生かし、せきを鎮めることや去痰に生かしています。 |
紀元前2700年頃の中国で「血圧を下げ、発汗を促し、血のめぐりを良くし、咳にも効く」植物として使われてきました。 麻黄の名は、そのまま用いると、舌の先を麻痺し黄緑色になるところからきています。 せきを鎮め、発汗・利尿作用があります。リココデでは、麻黄より抽出された主成分エフェドリンを配合しています。 |